フルーヴピアノ教室

夏休みの終わり頃から、新しいお稽古を始められる方も多いと思います。
1学期で新しい生活リズムも掴んで、少し心の余裕を持って新学期を迎えられるから、でしょうか。


ピアノに限らず、お稽古の始めどきは保護者の皆さまにとっても悩まれる点かと思います。
これまでレッスンをお受けしてきた経験と、自分の子育ての経験からの感覚ですと、

「人それぞれ、ご家庭それぞれ」

だと、思います。
フルーヴピアノ教室は個人レッスンなので
「集団生活を送ることができ、鉛筆をしっかり持てるようになってから」と、入会時にお話ししております。
実際に、体験レッスンでは

①1、２曲弾いてる間に座っていられるか
②ワークをするときに、○と数字（日付を記入してもらっています）、自分のお名前が書けるか

この２点を確認しています。

完成度、集中力は重視しておりません。
「お稽古の時間である」ことを理解し、こちらの指示を聞いていられるか、を見極めております。
途中で立ち上がってしまったり、気分が乗らなくても構いません。

お家でない、幼稚園・保育園とも違う場所でもお話を聞いてくれるかな、と思って体験レッスンを行っております。


あとは、
「これまでの生活に、ピアノを弾く時間を加えられるか」
こちらが大切ではないかと思っています。

この「ピアノを弾く時間」というのは５分だけでも構いません、可能な限り毎日です。
とくにお稽古を始めたばかりの頃は、保護者の皆さまも付き添うことができるかが重要です。
初めから一人で練習することは難しいです。慣れるまでは保護者の方のご協力が不可欠です。
慣れるまではお子さまそれぞれなので、「いつまで」と明確にすることはできません。

「今の生活にリズムに５分の練習時間を作ることができるかも」とお思いの頃が、はじめ時かと思います。
それは園児さんの場合もありますし、小学生の場合もあります。


「５分毎日練習」を続けていくことができれば、小学生で始められても早い段階で自力で音が読めるようになります。
反対に、早くにお稽古を始めても１週間に１度の練習とレッスンのみであれば、楽譜の進行具合はゆっくりになります。


続けていくことが、なにより大切だと考えております。
お子さまだけでなく、ご家族の皆さまが無理なく続けられるよう、私も指導してまいります。

レッスン内容の詳細については、こちらよりご確認ください。