フルーヴピアノ教室

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


新年早々、痛ましいニュースが続き、気持ちが塞ぎ込みになりがちでしたが、
今私たちにできることは「いつも通りに過ごすこと」だと思い、なるべく普段通りに生活しておりました。




1月7日は学生時代の恩師である干野宜大先生の門下生の方が出演される発表会へ、
昨年に引き続き今年も出演してまいりました。


前回同様、場所は表参道カワイのパウゼです。
出演者は小学生から大学生、大学院生、そして社会人となられた方まで、朝から夜までの長丁場の本番です。
皆さん、この日のために練習を重ね、体調管理をし、臨まれた本番。
ごく一部の方しか聴けませんでしたが、どの方も素晴らしい演奏で、大変勉強になりました。
私自身、かつて勉強した曲を演奏されている方もおり、拝聴しながら懐かしさと共に当時の思い出に浸っていました。


私は既に学生を卒業しておりますので、試験やコンクールを控えている訳ではありません。
前回も今回も、本当に心から弾きたいと思った曲を選曲しております。

しかし、学生時代のように毎週レッスンを受けている訳ではありません。
色々な方の音源を聴き、資料を読み、作曲家や当時の時代背景を知り、自分なりに曲を分析して仕上げていかなければなりません。
仕上げる方向性は分かっていても、この弾き方でいいのか、解釈は合っているのか。
参考になるものはたくさんありますが、常に手探りです。

「音楽は学校を卒業してからが本番。とにかく勉強を続けなさい」と言われておりました。
まさにそのことを痛感しながら、ここ数年練習を重ねてきました。

完璧な演奏、とは言えませんが、今の私ができる精一杯の演奏であったと思います。
上手くいった点も、反省点もありました。しかし今後の課題と、目標も明確になりました。

来月は、フルーヴピアノ教室の発表会を控えております。

舞台に立つということは、大きな勇気と覚悟のいることです。
しかし、その経験と終わってからの達成感は、何にも代えがたいものであることは確かです。
生徒の皆さまのみならず、保護者の皆さま、ご来場くださる全ての皆さまにとって良い経験になるよう、準備を進めてまいります。

本年も皆さまに寄り添えるようなレッスンを心がけてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

レッスン内容の詳細については、こちらよりご確認ください。