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産前産後のブランクはありますが、長らくピアノ指導という仕事に携わっております。
今回は「ピアノの先生」というお仕事について、自身を振り返りながら一部紹介したいと思います。
今後、ピアノの先生を目指される方への参考となれば幸いです。
よく色んなお子さま、保護者の方から「どうしてピアノの先生に?」と聞かれることがあります。
単純に「ピアノが好きだから」とお答えしております。
演奏することはもちろん、音楽を聴くことも大好きです。
4歳から始め音楽科高校、音大へと進み、好きなことを仕事にしたいと思い、この道に進みました。
ピアノを教える、以外にも指導するにあたりすべきことがあります。
【教材研究】
日々、様々な教材が世に出ております。
導入期はどのお子さまも同じ教材を使用しますが、教材が進むにつれてお一人お一人に合う教材を使用しています。
【自己研鑽】
文字通り、自身の練習です。
「指導する立場であるなら、常に舞台へに立ち続けなさい」という恩師からの言葉を胸に、年に一度は人前で演奏する機会を作っています。
また、生徒の皆さまへレッスンする曲が全て理解できてるかと言えば、知らない曲の方が多いので、自身が弾いたことがない曲であれば練習し、指導できるようにしています。
【イベント準備】
年に一度行われる、発表会の準備です。
各自の選曲候補、会場予約、記念品発注や会計、演奏順、プログラム作成など行っております。
そのほか、ハロウィンなどで生徒の皆さまへお贈りするプレゼントを用意しています。
【教室関連の事務作業】
レッスンスケジュールを組み、生徒・保護者の皆さまへ毎月配布しています「教室だより」の作成、印刷をしています。
そのほか、レッスンで使用する楽譜の手配やお月謝袋などの用品の発注、教室ホームページやSNSの更新を行っています。
また、フルーヴピアノ教室では独自のレッスンノートを使用しておりますので、そちらの印刷も行っております。
年度末には、次年度のレッスン時間をなるべく皆さまのご希望の時間帯にレッスンを行えるよう調整しております。
【教室運営にあたる経営管理】
皆さまからお納めいただくお月謝や、楽譜代などを管理しております。
発表会に参加される方へは参加費、教室の運営に関わる経費を計上しております。
上記のほかに、コンサート出演の依頼があれば準備(楽譜の用意、練習)をし、本番に臨んでいます。
発表会前は生徒の皆さまの参考になればと、課題曲の演奏動画を作成し、個別にお送りする作業もしております。
また、アウトプットするためにはインプットすることも大切です。
気になる演奏会があれば足を運び、演奏を聴いて学び、自身の糧としています。
自分が生徒である時は「先生はピアノを教えることだけ」だと思っておりました(先生方、ごめんなさい…)。
いざ、自分がピアノ教室を運営していくとなったとき、こんなにしなければならないことがあるとは驚きました。
家事育児をしている間にも頭の隅にはレッスンのことを考え、日々の子育ての中からヒントを探しています。
全て一人でこなさなければないらないので大変な労力、体力が要ります。
ありがたいことに家族、生徒と保護者の皆さまからのご理解ご協力をいただきながらレッスンを行っております。
少しでも皆さまへ還元できるよう、私自身精進してまいります。
段階 | レッスン時間 | 内容・使用教本など |
---|---|---|
導入 | 30分/回 | はじめてのお稽古~ブルグミュラー、エリーゼのために |
中級 | 45分/回 | ハノン、J.S.バッハ:インヴェンション、ソナチネ、保育士志望 |
上級 | 60分/回 | 音高音大受験志望 |
レッスン内容の詳細については、こちらよりご確認ください。