Google Analytics
ゴールデンウイーク期間中はお休みをいただき、今週からレッスンを再開しております。
連休明けのレッスンでは、生徒の皆さまから連休中に経験した、たくさんのお話を聞ける時期でもあります。
今回は講師である前に、二児の母でも私自身が日々感じていることを備忘録として書き留めておきます。
レッスンではお子さまだけでなく、保護者の皆さまともお話しする機会が多くございます。
お稽古のことはもちろん、学校や園生活でのこと、子育てのことなど、私自身大変参考になるお話ばかりです。
その中で、多くの保護者の方が口をそろえておっしゃることがあります。
それは、「大人が子どもに与えられる経験」です。
昨今、様々な事情から学校生活における授業時間が限られており、5教科と言われる「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」の授業時間確保のため、副教科と言われる「音楽」「図工(美術)」「体育」「道徳」「技術家庭」の時間が削られているようです。
子どもたちにとって5教科のお勉強も大変重要だと思っておりますが、副教科での経験には代えられないと考えております。
副教科での経験を補うため、お稽古をされているご家庭も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
(我が家の子どもたちも、もれなくそのようにしております。)
私が思う、副教科で得られる経験とは、
上記3点だと思います。もちろん、5教科でも得られる経験です。
しかし、5教科では見つけられなかった「計画的な作業」を副教科で見つけることができるかもしれない、
得られなかった「達成感・集中力」を副教科で養うことができるかもしれない。
学校で得られないのであれば、お稽古を通して経験をする。
それも、一つの方法だと思います。
少し強い言葉で例えるならば「数撃てば当たる」だと思っております。
些細なことであっても、一つでも多くの経験があれば、それはお子さまにとっての強みになるかもしれません。
「音楽」の授業だけ取り出して考えるのであれば、音符を知らなくても音楽は聴けますし歌えます。
しかし、音符を理解していれば楽譜を読むことができ、フレーズや歌詞に隠された意味、息継ぎの位置、調性を把握することで表現の幅が広がります。
その世界を広げることができますし、なにより抵抗感がほんの少しだけ和らぐかもしれません。
私がお稽古を通して皆さまに伝えられること、経験させてあげられることは上記だと思っております。
もしかしたら、別のお稽古の方が身になるかもしれません。それでも構いません。
経験しなければ分からなかったこと、その「気づき」を理解してもらえるかがお稽古です。
お子さまだけでなく、保護者の方にとっても一つでも多くの「経験」となるよう、引き続き指導してまいります。
段階 | レッスン時間 | 内容・使用教本など |
---|---|---|
導入 | 30分/回 | はじめてのお稽古~ブルグミュラー、エリーゼのために |
中級 | 45分/回 | ハノン、J.S.バッハ:インヴェンション、ソナチネ、保育士志望 |
上級 | 60分/回 | 音高音大受験志望 |
レッスン内容の詳細については、こちらよりご確認ください。