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まだまだ寒暖の差が激しい日が続きそうです。
体調管理に気を付けましょう。
さて、前回は「ピアノの所持について」のブログを掲載しました。
今日はその続き「ピアノの選び方」について、私の考えを掲載したいと思います。
フルーヴピアノ教室が所有しているグランドピアノとアップライトピアノは、いわゆる「アコースティックピアノ」と呼ばれる部類になります。
電子ピアノとの違いは、①音 ②タッチ です。
アコースティックピアノは、弦の振動を響板に共鳴させて音を出します。
鍵盤の押さえ方、温度湿度によって微妙な音のニュアンスが変わりますので、表情豊かな演奏が可能です。
しかし、正しい音律(音程)を保つためには定期的なメンテナンス(調律)が必要です。
電子ピアノは、その名の通り電子楽器です。
予め録音された電子音源が鳴るので、調律の必要はありません。
また、アップライトピアノより小ぶりなものも多く、ヘッドホンを装着すれば音漏れの心配もないので、アコースティックピアノほど場所や環境を整える必要がありません。
私は、体験レッスン時に「電子ピアノでも構いません」とお伝えしております。
各ご家庭の事情もあるでしょうし、お稽古がピアノだけではないうえ、決して安い買い物ではありません。
そして何より「子どもがいつまで続けられるか分からない」というのが、保護者さまの一番の悩みだと思います。
(私が実際そうです…)
保護者さまやお子さま本人のお気持ちが一番なのですが、私としては習い始めや初めて買うピアノであるなら「中古」の電子ピアノでも充分だと考えております。
しかし、多種多様な電子ピアノがある中で、どれを選んでいいか…と相談を受けることがございます。
そこで、私がお伝えしていることは、
①全ての音が鳴る ②譜面台が付いている ③メトロノーム機能搭載
この3点は必ず確認していただきたいこと、とお伝えしております。
その他の椅子や足乗せ台などは、ご自宅にあるもので代用できます。
以上を満たしていれば、保護者さまが子ども時代に使っていた電子ピアノでも充分かと思います。
録音機能やピアノ以外の楽器の音、Bluetooth機能搭載などは、私としては習い始めのお子さまにあまり必要性を感じません。
鍵盤の重さについては、軽すぎてはアコースティックピアノで弾いたときとの差が大きいのであまりお勧めできません。
また、アコースティックピアノとほぼ同等の打鍵の重さでは、お子さまによっては弾きづらさを感じることがあるようです。
もちろん、これは習い始めのお子さまの場合です。
もっと本格的に勉強したい、コンクールなどに挑戦したい、というのであれば話は別です。
二回にわたって、私の「ピアノ」に関する考え方を述べました。
まずは「ピアノのレッスンに慣れる」「弾くことに慣れる・楽しむ」段階なら、あまり気負わず、ご家庭や保護者さま、お子さまの負担にならない程度にお考えいただければと思います。
お稽古に迷われている保護者さまにとって、少しでも参考になれば幸いです。
フルーヴピアノ教室では、新規生徒さまを募集しております。
平日:月曜日・水曜日・金曜日
土日:こちら全ての時間枠が埋まっております
詳細についてはスケジュールページにて、ご確認ください。
体験レッスン(有料)も随時受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
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