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お稽古の一つとして、今も昔も定番となっています「ピアノ」。
今回は、ピアノをお稽古としてやっていくうえでの良い面をお話しします。
「ピアノを知らない、楽譜が読めない」状態であっても、生きていく上で支障はありません。
しかし、なぜ今も昔も、ピアノはお稽古ランキングの上位に入っているのか、
ふとそんなことを考えたことがあります。
脳科学の分野から見ても、ピアノはとても子どもの教育に有効的だと言われています。
ここからは個人的な考えですが、その理由として以下の3点ではないかと思います。
①知能指数
②記憶力
③運動機能
以上の3点は、ピアノを弾くうえで必要不可欠な要素です。
もう少し詳しく考えてみます。
①知能指数
具体的には、問題解決能力、主体性、協調性、思いやりといった、数値としてデータ化しづらい
「人間らしさ(人間力)」を指すようです。
弾けない箇所の練習方法(解決策)を考えたり、連弾を行う場合は相手との呼吸を合わせ、
思いやり(協調性)を持って演奏しなければなりません。
②記憶力
こちらは言わずもがな、記憶する能力です。
本番は、必ず一曲は暗譜で演奏するよう指導しております。
繰り返し練習を重ね、音の並びだけでなく抑揚や強弱、手首の動きなど体の使い方を緊張の中でも
最大限に発揮できるよう、耳と体で音楽を覚えます。
③運動機能
楽譜を見る「視覚」、左右異なる打鍵をする「触覚」、間違えていないか耳で聴く「聴覚」、
必要であれば足元ではペダルを使用します。
これらを同時に行います。慣れるまでは大変な作業です。
ピアノはこれらを兼ね備えたお稽古の一つなのかな、と思います。
しかし私自身、習い始めた当初はそんなことは思いもせず
「楽しいから」という理由だけでピアノをやってきました。
教える立場となり、なぜ子どものお稽古としていつの時代も定番なのか、
考えてみましたところ、そのように思うようになりました。
一つ、問題点を挙げるとすれば「環境・設備」ではないでしょうか。
いずれは楽器が必要な時がくる、その楽器の置き場を確保する必要がある、という点かと思います。
どのお稽古にも①知能向上 ②記憶力 ③運動機能 の向上へは役立っているのでは、と思います。
そのたくさんのお稽古の中から、お子さまが興味のあるお稽古をその都度選択していけば良いと思いますし、
実際に始めてみると「あれ?思ってたのと違った」と思うこともあるでしょう。
子どもにとっては、どのお稽古も必ず経験の一つになると思います。
私自身、親としては「子ども自身が程よい緊張感を持って、その道のプロに教えてもらい、技術を習得する」
という経験をさせたいのが本音です。
お家でも出来なくはないと思います、しかしやはり緊張感は違います。
講師としましても、その経験の一つをお手伝いさせていただければ幸いです。
余談ですが、過去に小学校低学年の頃から教えていた生徒は、小学校高学年から中学卒業まで
吹奏楽部に入部していました。
管楽器はまたピアノとは扱い方が異なりますが、基本的な楽譜の読み方は変わりません。
長年続けていたピアノから吹奏楽という、また新しい音楽の世界を知ってもらえたことは、
講師としましてはとても嬉しい出来事でした。
ピアノのお稽古に関してのご心配な点などご相談いただければ、私の考えになりますがお答えします。
お気軽にお問い合わせください。
フルーヴピアノ教室では、新規生徒さまを募集しております。
【レッスン日時】
平日:月曜日・水曜日・金曜日
月曜日・金曜日…15:00〜17:00 / 水曜日…14:00〜19:00
土日:土曜日
午前…全ての時間が埋まっております。
午後…16:30~18:30
※6月より新設いたしました。講師都合により、日曜日へ変更になることもございます。
【場所】
瀬戸市上之山町
駐車場完備(最大3台分)
ありがたいことにご案内できる時間枠が、限られています曜日もございます。
レッスン内容、当教室へのアクセスの詳細については以下のリンクより、ブログまたは各ページにて、ご確認ください。
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